事務所の開設祝いにおすすめの贈り物5選　相場やお返しのマナーも解説！

事務所の開設祝いとは？

事務所の開店祝いとは、取引先や知人・友人などが独立したり事業拡大のために、新しく事務所を開設する際に、新たな門出を祝福し事業のご発展を祈念して贈るお祝いのことです。

開店・開業祝いとの違いは？

開設祝いと、開店祝い・開業祝いは、すこしずつ意味合いが異なります。一般的な違いを下記にまとめましたので参考にしてください。

事務所開設祝いの金額相場

事務所開設祝いの金額相場は、渡す相手との関係性・深さによって変わります。重要な付き合いであれば、少々多めに包むことで、これからも関係を大事にしていきたいという気持ちを伝えることができます。一般的な相場については、以下の表を参照してください。

事務所開設祝いを贈るタイミング

新事務所のお披露目パーティーに招待されている場合は、その席で渡すのが一般的です。

パーティーが開催されない・出席が出来ない場合などは、事務所開設の1週間ほど前から開設前日までにお届けするのがベストです。

ただし、事務所開設前日は相手の方が忙しくしていることも。余裕をもってお届けするために、予め都合のいいタイミングや時間帯をうかがっておくのもいいでしょう。

スタンド花やブーケ・アレンジメントといった生花を贈る予定なら、お花が傷んでしまうため、事務所開設の当日朝1番に届けましょう。持ちの良い鉢花であれば前日からでも大丈夫です。

開設日が過ぎてしまったら贈り物はどうする？

スケジュールが合わず手配が遅れてしまった場合は、メールや電話で先にお祝いのメッセージを贈り、なるべく早くお祝いの品を贈るようにしましょう。

2週間以上お祝いが遅れてしまう場合は、立て札や熨斗の表書きに「祈御発展」と記載して贈るとよいでしょう。今後の発展を祈願するという意味があります。

事務所開設祝いの贈り物の選び方

事務所開設祝いの選び方のコツを見てみましょう。

• 実用的なアイテムなど、事務所開設に必要なものを聞く
• 胡蝶蘭や観葉植物、お菓子など定番の品を贈る
• 視覚効果を意識し、事務所を華やかに演出するインテリアを贈る
• 何かと出費が多くなる事務所開設準備に使える商品券や現金を贈る

上記のコツをおさえて、本当に喜ばれる事務所開設祝いを選びましょう。

事務所の開設祝いにおすすめの贈り物

実際に、事務所開設のプレゼントを準備しようという段階になると、何を選べばよいか悩んでしまうものです。ここでは、事務所開設祝いにおすすめのギフトをいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。

お花（胡蝶蘭・アレンジメント・スタンド花）

※画像はイメージです。

事務所開設祝いの定番といえば、お花。その中でも、人気なのはフォーマルな花贈りの代表「胡蝶蘭」。事務所の外や入り口などに飾って頂くことで、事務所にご訪問されたお客様を上品ながら華やかにお迎えしてくれます。「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉をもち、新事務所スタートにぴったりのお花です。

事務所によっては外に置けない場合もありますので、受付カウンターなどに飾れるサイズのアレンジメントなどもおすすめです。新事務所のお披露目パーティーがあるなど盛大にお祝いしたい場合は、スタンド花を選ぶのも良いでしょう。

事務所開設祝いでお花を贈りたい方は、「開業・開店祝い特集（胡蝶蘭）」、「開業・開店祝い特集（スタンド花）」、「開業・開店祝い特集（アレンジメント）」からお探しください。

立て札の書き方

事務所開設祝いに胡蝶蘭やアレンジメント、スタンド花を贈る場合は、「誰から贈られたものなのか」を明確にするため必ず「立て札」を付けて贈りましょう。

頭文字は赤文字で「祝」「御祝」「祝 事務所開設」など記載します。贈り主となる企業名や代表者名も忘れず記載してください。

初めて立て札を立てて胡蝶蘭を贈る場合は、「【見本付き】胡蝶蘭を贈る際の立札とは？書き方・立て方を解説」の記事を参考にしてみてください。

観葉植物

※画像はイメージです。

観葉植物も、事務所開設祝いに人気の贈り物です。観葉植物にはリラックスの効果があるとされていますので、ご訪問いただくお客様だけでなく事務所で働くスタッフも癒してくれるアイテムになるでしょう。

胡蝶蘭やスタンド花と違い、観葉植物はサイズや種類も豊富なので、事務所のスペースに合わせて選べます。
また、お花よりもお手入れが簡単ですので、毎日忙しい場合でも枯らすことなく長く楽しめます。

事務所開設祝いで観葉植物を贈りたい方は、「開業・開店祝い特集（観葉植物）」からお探しください。

お菓子（スイーツ）・お酒

※画像はイメージです。

新事務所で働くスタッフが手軽に食べることができるお菓子（スイーツ）は、事務所開設祝いのギフトとして大変喜ばれます。

忙しい開設直後の仕事の合間に食べられるように小分けで日持ちするものを選び、事前にスタッフの人数を確認して、少し多めの数量が入ったものにすると良いでしょう。

また、「祝い酒」という言葉があるように、お祝いのシーンにかかせない縁起物としてお酒は人気のプレゼント。事務所開設祝いに、盛大な祝杯をあげられる贈り物をしてみませんか。

日比谷花壇では、お菓子（スイーツ）やお酒とお花がセットになったギフトもご用意しております。

熨斗（のし）の表書きの書き方

事務所開設祝いにお菓子などの品物を贈る場合は、必ず「熨斗（のし）」を付けて贈りましょう。

水引は「紅白もろわな結び（花結び・蝶結び）」、表書きは「祝」「御祝」「祝 事務所開設」などを選びましょう。社外から贈る場合は、企業名単体、または企業名と代表取締役の名前を記載します。個人として贈る場合は、企業名は書かず個人名のみにします。

インテリア雑貨

※画像はイメージです。

事務所で働くスタッフが心地よく働ける空間をつくるインテリア雑貨もお祝いのギフトとして人気のアイテムとなっています。

事務所に飾る時計やディフューザー、絵画や照明器具などがおすすめですが、事務所の雰囲気や贈る方の好みにあわせた贈り物を選びましょう。

日比谷花壇では、絵画のように飾れるフレームアートもご用意しております。

事務所で使う実用的な家電など

※画像はイメージです。

事務所開設祝いに喜ばれるプレゼントの１つに「事務所で使う実用的なもの」があります。

意外と準備が後回しになってしまう、掃除機やコーヒーメーカー、加湿器・空気清浄機などが人気のようです。

「お花などよりも実用的なプレゼントの方が嬉しい！」という方もいらっしゃいますので、贈り先に合わせて候補に入れてみるのも良いでしょう。

既に準備済みの場合や、好みのメーカーなどからご購入されたい方もいますので、事前にリサーチしてから手配をするようにしましょう。

現金・商品券・ギフトカタログ

※画像はイメージです。

事務所の開設準備には何かと出費も多くなります。「必要なものを購入してほしい」「好みがわからない」等という理由から、現金・商品券・オフィス向けギフトカタログを贈る方も多いようです。また贈られた側も「事務所開設後に必要なものが出てきたときに助かった」と喜んでいただける贈り物です。

少し現実的なお祝いになりますが、事務所開設祝いに悩んでしまった場合は、現金・商品券・ギフトカタログを選ぶのもよいかもしれません。その際に、現金や商品券を贈る場合はそのまま渡すのではなく、必ず熨斗袋に入れて渡しましょう。

事務所開設祝いで贈ってはいけないNGなものとは？

事務所開設祝いを贈るとき、贈ってはいけない（避けたほうがよい）品物があります。

タブーとなる贈り物は「赤字」や「火事」を連想させる赤色のもの。バラの花束など赤一色だけのお花も避けましょう。また、火を連想させるキャンドルやライター・灰皿類、暖房器具もNGです。

さらに、スリッパやマットなど足元で使うものは、「踏み付ける」という意味があるので失礼にあたります。

上記に気を付けて、事務所開設のお祝いを贈りましょう。

事務所開設祝いはメッセージも添えて贈ろう

友人・知人や家族、取引先など、大切な方が事務所を開店したら、お祝いの気持ちとともに事業のご盛況と発展を祈る気持ちを伝えるメッセージを付けて事務所開設祝いを贈りましょう。

メッセージカードを添えることで、贈る相手にお祝いの気持ちがより深く伝わり、丁寧な印象も与えます。

また、事務所開設祝いには避けるべきとされる言葉もありますので、注意が必要です。

使ってはいけない「忌み言葉」としては、閉店・閉業や倒産・廃業、火事などを連想させる言葉が挙げられます。 「赤字」「傾く」「潰れる」「倒れる」「寂れる」「衰える」「終わる」「失う」「火事」「燃える」「焼ける」など直接的な表現のほか、「落ちる」「枯れる」「飛ぶ」「煙」「灰」などにも注意してください。

事務所開設祝いで参考にしたいメッセージ文例

「事務所開設祝いにはどんなメッセージを書けばいいのだろう？」とお悩みの方は、下記のメッセージを参考にしてみてください。「新規会社設立の場合」と「独立して事務所を開設した場合」に分けて文例をご紹介します。

新規会社設立の場合

独立して事務所を開設した場合

事務所開設祝いのお返しについて

事務所開設祝いを頂いた場合、新事務所のお披露目パーティーを行う場合はそれ自体がお返しとなりますので、お返しは不要と言われています。
そのような場を設けなかった場合や参加できなかった方がいらっしゃる場合は、お祝いのお礼とともに、これからも関係を大事にしていきたいという気持ちを伝えるため、お返しを贈りましょう。

お返しの相場は、お祝いの品の半額程度が一般的とされています。あまり高価なものをお返しすると逆に気を遣わせたり、失礼にあたる場合もありますので注意しましょう。

事務所開設祝いは日比谷花壇で

日比谷花壇では、新事務所を華やかに彩る胡蝶蘭やスタンド花をはじめ、渡しやすく飾りやすい生花を使ったアレンジメント、インテリアとしてますます人気の高まっているおしゃれな観葉植物、 プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーを用い、ディスプレイにおすすめのフレームアートまで、幅広い開店祝いをご提案しております。 本当に喜ばれる開店祝いは、日比谷花壇の「開店祝い特集（個人向け）」「開店祝い特集（法人向け）」から探してください。

まとめ

事務所の開店祝いは、取引先や知人・友人が独立・事業拡大のために新事務所を開設した際に、新たな門出を祝福し事業のご発展を祈念する大切な贈り物。だからこそ、どんなものを贈ればいいか迷ってしまう方も多いでしょう。ここまで、事務所の開設祝いにおすすめの贈り物5選と、相場やお返しのマナーの他、日比谷花壇おすすめのフラワーギフトなどを紹介しました。これらを参考に、大切な方の新しい門出に、とっておきのお祝いを贈ってください。