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長月を「リンドウ」で楽しむ

長月を「リンドウ」で楽しむ

ENJOY SEPTEMBER WITH GENTIAN

厳しい残暑の中でも、虫の音などで秋の気配を感じる長月。
旬の花とともに季節を楽しみましょう。

二十四節気

9/7~9/21頃 白露(はくろ)
白露とは、大気が冷えてきて露を結ぶころのこと。ようやく残暑が引き、本格的な秋の訪れを感じるようになります。
9/21~10/7頃 秋分(しゅうぶん)
秋分とは、春分と同じく昼夜の長さが同じになる日。これから次第に日が短くなり、秋が深まっていきます。

秋の彼岸

夏至をピークに少しずつ昼間の時間が短くなっていき、昼と夜の長さが同じになるのが「秋分の日」。昔、農村部では、春分の日に豊作を祈り秋分の日に豊作を祝う儀式が行われ、山の神様と先祖の霊を迎える日とされていました。
それが今では仏教行事となり、秋分の日の前後三日間を「秋の彼岸」として祖先の霊を供養する期間となったのです。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が示すように、夏の暑さがひと段落して秋の気配が感じられる時期。虫の音や涼しい風など、秋の足音に耳を傾けてみてくださいね。

秋の訪れを告げる「リンドウ」

秋の訪れを告げる「リンドウ」

リンドウは、晴れた日に空に向かって花を咲かせる日本原産の野草です。
一番に思い出すのは青紫色ですが、他にもピンクや白、複色などの色があり、慶事にも弔事にも登場する秋の代表的なお花です。

漢字では「竜胆」と書きますが、これはリンドウの根が漢方薬として古くから利用されていたことに由来します。
リンドウの根はとても苦く、「竜の肝(胆)のように苦い」と言われたことから「竜胆」の字が充てられたとか。
リンドウは群生せず、1本ずつ花を咲かせます。その凛とした姿から「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉を持っています。他にも「誠実」や「正義」など前向きな言葉が多いので、敬老の日ギフトとしてもおすすめです。

夏から秋へ、季節の移り変わりを楽しむ9月

夏から秋へ、季節の移り変わりを楽しむ9月

まだまだ残暑が厳しい9月ですが、後半になると早朝や夕方に涼しい風が吹き始め、ふとした時に秋の気配を感じられますね。
空模様も、夏の入道雲から秋のうろこ雲に変わり、なんだか空が高く感じます。

短い夏休みが終わり、例年であればシルバーウィークの連休は行楽シーズン。
今年はお出かけを控えて、おうちで旬の食材を楽しんでみてはいかがですか?
9月はカボチャや栗、キノコ類やサンマなど秋らしい食べ物が旬を迎えます。
食欲の秋で、少し手の込んだお料理にチャレンジしてみるのも素敵ですね。

秋に旬を迎えるお花はキクやリンドウ、ワレモコウなど、和の雰囲気を持つ風情豊かなものが多いのが特徴です。
敬老の日には、遠方に住む祖父母やいつも子育てを手伝ってくれる両親に、秋のお花で感謝の気持ちを伝えてみてはいかがですか?

季節のお花と合わせたお菓子をご紹介
岡埜栄泉総本家 いろがみ

今回は、葛を溶きいれた寒天にりんどうの模様を描いた「りんどう(中央)」、お彼岸の風情によく合う「こぼれ萩(左)」と「白菊(右)」を合わせました。

撮影協力:岡埜栄泉総本家 いろがみ wagashi.irogami

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