お盆休みは、実家から離れて暮らしている方にとって数少ない帰省のチャンスです。また、夫や妻の実家が離れている場合、お盆に夫婦で挨拶に向かう方も多いと思います。 何度も繰り返していることですが、毎回帰省の持ち物に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。なお、帰省の際には「数日お世話になります」という気持ちを込めて、お土産を持って行きましょう。今回は帰省に必要な持ち物と、お盆の帰省土産おすすめランキングをご紹介します。
毎年帰省していても、毎回、持ち物選びには迷ってしまうものです。特に、義実家への帰省は、実家とは勝手が違うため何が必要なのだろうかと悩んでしまうと思います。また、小さいお子さんがいるご家族の場合は、子ども用の持ち物も必須です。帰省する際の持ち物は「基本の持ち物」「持っておくと役に立つもの」「赤ちゃんや小さな子どものための持ち物」に分けて考えることによって把握しやすくなります。
手土産
「ただいま」そして「数日間お世話になります」との気持ちを込めて贈ります。手土産は必ず用意しましょう。
カメラや充電器など
写真を毎年撮り重ねて、たくさんの思い出を残しましょう。携帯電話やスマートフォン、デジタルカメラ、ビデオカメラなど、それぞれ充電器が必要です。充電器は多少かさばりますが、持っていることにより安心できます。
着替えや化粧品
2、3日の帰省であれば、衣類は洗濯せずそのまま持ち帰った方がスマートです。長めに滞在する場合は洗濯をすることになりますが、義実家の家族が使用していないタイミングで洗濯機を借りるなどの配慮が必要です。
保険証
子どもの体調は、何があるか予測がつきません。子どもの保険証は忘れずに持ちましょう。もちろん、家族全員分の保険証を持っていた方がより安心できます。
エプロン
エプロンは家事を手伝う際に役立ちます。借りるのではなく持参することによって、こちらの気遣いも伝わります。
写真
家族旅行や子どもの運動会などの写真を、小さなアルバムにまとめて持っていきましょう。写真を囲むと話が弾み、日常の様子を知らせることで喜んでもらえます。
大判バスタオル
おくるみや授乳の際の目隠しに使用できます。また、敷いて利用すれば、どこでも赤ちゃんを寝かせるスペースができ、オムツ替えにも便利です。
お湯
お湯を少し多めに持ち歩くと重宝します。ミルクを作る際はもちろん、味の濃い食事を薄めて食べさせたり、白湯にして飲ませたりする際にも役立ちます。
ある調査によると、帰省する際に手土産を購入する方の割合は約9割にも上ります。手土産は、両親に感謝の気持ちを伝えるもののため、忘れずに持っていきましょう。 年代が高くなるにつれ、帰省土産の購入予算も上がる傾向にあります。若い夫婦であれば、高価なものを用意する必要はありません。では、何をお土産として用意すれば良いでしょうか。以下では、お盆の帰省土産おすすめランキングをご紹介します。
数日お世話になります、という気持ちを込めて贈る手土産を喜んでもらうためにも、贈る相手の好みの品を贈りましょう。和菓子・洋菓子・お酒など、好きなものは個人によって異なります。和菓子が好きな方であれば夏に涼める水羊羹やゼリー、洋菓子が好きな方であれば日持ちする焼き菓子がおすすめです。お酒が好きな方には、晩酌用の地酒や肴が喜ばれるでしょう。また、お盆には両親だけではなく、甥姪に会うことも多いと思います。食べ物だけではなく、甥姪と一緒に遊べる玩具も喜ばれるようです。
お盆の帰省土産を選ぶ際は、両親の好みや甥姪の好みはもちろん、仏前や墓前に供えられるかどうかも考慮しましょう。例えば、おいしい菓子折りやフルーツに加えて、仏前や墓前に供える花を用意すると喜ばれるのではないでしょうか。お盆に帰省した意味も深まります。アレンジメントフラワーにもお供え用のものがあります。アレンジメントフラワーは茎を切ったり葉を取ったりせず、そのまま飾ることができるためお供え物として便利です。
実家から遠方に住んでいる場合は、地元の特産品を持参しましょう。昔からの名産品はもちろん、最近話題の品など選択肢が多くあります。特に、インターネットなどでもお取り寄せできないような限定品がおすすめです。
お盆の帰省前に旅行する予定がある方は、帰省土産用に実家用のお土産を購入しておきましょう。お土産を渡す際に、旅行話にも花が咲き話題作りにもなります。お盆帰省の持ち物リストにも含まれている写真も合わせて持参すると話が盛り上がるでしょう。
お盆の帰省の際には、親戚や家族が揃い久しぶりに顔を合わせる中で、先祖や亡くなった家族を思う時間も持ちたいものです。そのような姿を見せることによって、子どもたちにも温かい風習をつなぐことができます。準備を怠ることなく、充実したお盆休みを過ごしましょう。