ハーブ／ポタジェガーデン(埼玉県)

ハーブは香りと風味が醍醐味。そんなハーブ本来の魅力を引き出すのは、やっぱり大地。
効率を重視した水耕栽培が主流になる中、ポタジェガーデンが創業以来こだわっているのが土で育てる昔ながらの手法です。

毎日雑草との戦いは容易ではありません。でも、ハーブは土に自生しているもの。
育った環境に近い状態で育てることで、みずから強く育とうとする、ハーブ本来の生命力と強烈な香りを引き出すことができるのです。

栽培されているハーブの種類は約170品目。
通常ハーブの産地は、苗専門や食用のフレッシュハーブ専門に分かれていますが、ポタジェガーデンは苗も、食用のフレッシュハーブも、切花としても育てています。

オーダーが入ってから出荷量に合わせて収穫するので、店頭に並ぶまでの時間が短く、まさに新鮮。
丁寧に手摘みするハーブは、見た目も美しく、香りも格別です。収穫後から出荷までの保管にも気を配り、ハーブの種類ごとに温度を変えて管理しています。

通年を通して安定した品質・供給量の確保のため、環境の異なる3箇所の農場でリレー栽培を行っています。
ハーブ専門だからこその徹底した管理体制が、品質と安定した供給を支えています。

多くのハーブの原産国であるヨーロッパでは、ハーブは古くから医療用として用いられていた歴史があり、身近な自然の恵みから効能を得られることが魅力だと、副農場長の田村さんは語ります。

オススメの楽しみ方はハーブティー。
お店でよく見かけるのはドライハーブですが、オススメはフレッシュのハーブティー。種類をブレンドして飲むと、相乗効果も期待でき、飲みやすくもなるそうです。
美味しく作るコツは、たっぷり使用すること！

香りにもリラックス効果があるので、花瓶から香る、お庭から香る、食卓で香る。全草に息づく生命力を、日々の暮らしの中で感じてください。