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シンビジューム/石田蘭園(高知県)

シャクヤク/JA中野市(長野県)

PEONY CREATOR

長野県の北部に位置する中野市は、約125人の生産者が約170万本を出荷する、シャクヤク生産量日本一の街です。
「必ず咲くシャクヤク」を掲げ、生産量だけでなく高品質のシャクヤクを生産する産地を訪ねました。

生産量日本一を誇るシャクヤクの街

生産量日本一を誇るシャクヤクの街

長野県は全国一のシャクヤク産地ですが、その約6割を生産・出荷しているのが中野市です。

それだけ生産できるのは、約東京ドーム5個分(24ha)の広大な敷地で作付けを行っていることと、加温ハウス・無加温ハウス・露地栽培と3つの方法を使い分けることで出荷時期をずらしより長い期間出荷することができる体制をとっているからです。

開花時期が限られているシャクヤクですが、多くの種類を様々な方法で生産しているからこそ日本一の出荷量なのですね。

株を育てることがすべて

株を育てることがすべて

出荷量だけでなく、品質にも非常にこだわりをもっています。
良質なシャクヤクを育てるために重要なのは株の育成。JA中野市では畑に株を植えてから(定植してから)5年間は採花せずに株を育てます。

その後も一株あたり30~40個の蕾がつくにも関わらず、あえて半分ほどしか収穫せず、あと半分は株育成のために残します。
残した蕾はすべて摘み取り、茎と葉だけの状態にして株への負担を軽減し、翌年以降も良質なシャクヤクが取れるようにしています。

強い株が育てた花だからこそ、力強く咲いてくれるのですね。

最後まで咲ききるシャクヤクを目指して

最後まで咲ききるシャクヤクを目指して

固いつぼみの状態で採花され出荷されるシャクヤクですが、JA中野市のシャクヤクは、花びらが散る最後の時まで見事に咲ききるのも特徴の一つです。

「必ず咲くシャクヤクを」その願いを叶えるため、出荷前に一つ一つ手に取り、葉や茎、蕾の状態を厳しくチェックしています。蕾が成長して開花するまでの過程と満開になった時の見事な姿を楽しんでもらいたい、と熱い思いを込めて生産されています。

「Rose of May(5月のバラ)」とも呼ばれるシャクヤクは、まさに今の季節の主役とも言える豪華なお花ですね。

JA中野市/長野県中野市

シャクヤクを中心に、トルコギキョウ(リシアンサス)、アスターなど色々なお花の他、くだものや野菜の生産に力を入れている長野県中野市の農業協同組合です。

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