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水無月を「紫陽花」で楽しむ

水無月を「紫陽花」で楽しむ

ENJOY JUNE WITH HYDRANGEA

梅雨に入り、美しい紫陽花が咲き開く時期である水無月。
旬の花とともに季節を楽しみましょう。

二十四節気

6/5~6/20頃 芒種(ぼうしゅ)
稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃のこと。農作業では田植えを行う時期にあたります。
6/21~7/6頃 夏至(げし)
一年で最も日が長く、夜が短いころのこと。これからいよいよ、本格的な夏のはじまりです。

入梅

雑節の一つで大体6月11日ごろ、正確には太陽の黄経が80度の日ですが、梅雨入りのことも指します。

一説には、中国で梅が熟す頃に降る雨という意味でこの時期の雨を「梅雨」と、「梅」を使って表現したことが始まりといわれています。

じめじめと湿気が気になる季節ですが、この時期を逃してはできないのが梅仕事。
ご自宅で梅酒や梅干しを作って、季節を楽しむのも良いですね。

雨を受けて美しく咲き開く「紫陽花」

雨を受けて美しく咲き開く「紫陽花」

「紫陽花」の学名は「Hydrangea」、ギリシャ語の「水の器」という言葉が語源といわれています。
その名の通り水をたっぷりあげないと元気をなくしてしまう花で、この梅雨の時期に相性ぴったりです。

紫陽花の一見花びらのように見える部分、実は「がく」で本当の花びらは中心の小さい部分にあります。
日本原産である「ガクアジサイ」はこの小さい花を囲うように「がく」が配置されています。
がくの部分が多い「ホンアジサイ」や「セイヨウアジサイ」も華やかですが、「ガクアジサイ」も上品で可愛らしいですよね。

園芸でも大変人気がありますが、近年では切り花でも人気が高まっています。

この時期は湿度も高くなり花が傷みやすいですが、紫陽花はお水を切らさないようにたっぷりあげると長く楽しむことが出来ますよ。

雨の日を有効に楽しむ6月

雨の日を有効に楽しむ6月

梅雨に入り雨が続くと、カラッと晴れた日が恋しくなりなんとなく気分も沈みがちに。

人間にとってはうっとうしくも感じてしまう季節ですが、植物にとっては恵みの季節。

たっぷりと降る雨に打たれてみずみずしく輝く花や葉は、この季節しか見ることのできないキラキラとした表情を見せてくれます。

特に紫陽花は大変美しく、雨雫を乗せて咲く姿はこの梅雨の季節しか見られない特別な景色です。

また、雨の音はヒーリングミュージックの定番とも言われるほど癒しの効果があるんですよ。
普段は気にも留めなかった雨音に癒されてみるのもいいですね。

現在では、おしゃれなレイングッズもたくさんありますね。
お気に入りのレイングッズがあれば、雨の日のお出かけも楽しく過ごせそうです。

季節のお花と合わせたお菓子をご紹介
岡埜栄泉総本家 いろがみ

今回は、雨をたっぷり含んだ紫陽花の水に溶け込むような美しさを表現した「あじさい」、花の色が年によって移ろいゆく様を表現した「うつろい(紫陽花の別名)」、梅雨にしっとりと花開くような和傘を表現した「蛇の目(じゃのめ)」を合わせました。

撮影協力:岡埜栄泉総本家 いろがみ wagashi.irogami

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